2026/05/22 07:09
HIDAKA FORESTのブレンド精油「01-日高の深い森の香り」は、
複数の天然精油を重ねることで、
北海道・日高の深い森をイメージした香りを表現しています。


各精油のご紹介
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【サイプレス(Cypress)】
ヒノキ科イトスギ属の針葉樹
「イトスギ(Cupressus sempervirens)」の枝葉から抽出される精油です。
ウッディで乾いた森林感が特徴で、
落ち着きのある清涼感があります。
香りの系統:
ウッディ・グリーン・スモーキー
主な芳香成分:
α-ピネン、δ-3-カレン、リモネン
α-ピネンは、
多くの針葉樹精油にも含まれる成分で、
森林浴の香りの代表成分として知られています。
古代ギリシャやローマでは、
イトスギは「永遠」や「神聖」の象徴として
墓地や寺院周辺にも植えられていました。
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【フランキンセンス(Frankincense)】
カンラン科ボスウェリア属
「Boswellia」種の樹脂から採取される精油です。
木を傷つけると樹脂が染み出し、
それを乾燥・採集して水蒸気蒸留します。
樹脂由来らしい、
静かで奥行きのある香りが特徴です。
香りの系統:
レジン・ウッディ・バルサム
主な芳香成分:
α-ピネン、リモネン、インセンソール類
古代エジプトでは薫香として使用され、
キリスト誕生物語の「三賢者の贈り物」の一つとしても有名です。
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【ローズゼラニウム(Rose Geranium)】
フウロソウ科テンジクアオイ属
「Pelargonium graveolens」の葉から抽出されます。
バラに似た華やかさと、
青葉のようなグリーン感を併せ持つ香りです。
香りの系統:
フローラル・グリーン・ハーバル
主な芳香成分:
シトロネロール、ゲラニオール、リナロール
実際にはバラの精油ではありませんが、
ローズ調香料として香水分野でも広く利用されています。
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【シダーウッド(Cedarwood)】
主にヒノキ科の樹木
「アトラスシダー(Cedrus atlantica)」などの木部から抽出される精油です。
乾いた木材のような、
重厚で落ち着いた香りが特徴です。
香りの系統:
ドライウッド・バルサム・アーシー
主な芳香成分:
セドロール、ヒマカレン類
木材防虫用途にも使われることがあり、
古代エジプトではミイラ保存にもシダー由来成分が利用された記録があります。
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【ベチバー(Vetiver)】
イネ科の多年草
「Vetiveria zizanioides
(Chrysopogon zizanioides)」の根から抽出される精油です。
精油としては珍しく、
“根”から採れる香りとして知られています。
湿った土や煙、
深い森を思わせる重厚感があります。
香りの系統:
アーシー・スモーキー・ルート
主な芳香成分:
ベチベロール、クシモール、ベチボン
インドでは古くから、
編んだ根を水に浸し、
気化熱で涼を取る「香りの簾」としても利用されてきました。
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【オークモス(Oakmoss)】
地衣類の一種
「Evernia prunastri」から得られる芳香原料です。
名前に“モス(苔)”とありますが、
植物学的にはコケ植物ではなく、
菌類と藻類の共生体である地衣類に分類されます。
主に樫(オーク)などの樹皮上に着生し、
湿った森を思わせる深みのある香りを持ちます。
香りの系統:
モッシー・アーシー・フォレスト
主な芳香成分:
アトラノール類、クロロアトラノール類
クラシック香水では
「森の香り」を作る重要原料として知られ、
シャネルやゲランなどの
伝統的フレグランスでも長年使用されてきました。
なお、オークモスに近縁の地衣類は
北海道の冷涼湿潤な森林環境でも確認されており、
深い森の空気感を連想させる存在として知られています。
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※香りの感じ方には個人差がございます。
※本記事は医療効果・治療効果を保証するものではありません。
【参考資料】
・日本アロマ環境協会(AEAJ)
・Tisserand & Young
『Essential Oil Safety 2nd Edition』
・Julia Lawless
『The Encyclopedia of Essential Oils』
・国立科学博物館 植物・菌類資料情報
・IFRA(International Fragrance Association)